=分数=

小学生の時、算数の時間に先生の勉強会の様なものが行われました。
正式な呼び名をどういうのか忘れてしまったのですが、私のクラスの先生が、分数を教える授業を、他のクラス、学年すべての先生たちが参観しにくるのです。

算数自体は好きですから、別に嫌じゃないけど、私の席はちょうどその時端っこ。
机の横に他のクラスの先生が椅子を持ってきて、覗きに来るから、嫌だった記憶があるわ。

宿題として、2枚のチョコレートを3人で分けるにはどうしたらいいのかっていう問題の解答を、何通りでもいいから、画用紙に絵で描いてきなさいっていわれて、私は必死に一枚のチョコを3等分した記憶があるわ。
先生の望んでいるような回答ではなく、適当に描いたチョコレートをミリ単位できっちり3等分するのに、30分くらいかかったかな。

あと、2枚のチョコレートをきっちり3等分するの。
チョコレートを横に2枚くっつけて、それをたとえば2枚で横幅30センチなら、一人10センチのところで線を引いていくのです。
まあ、この答え方は、分数からすると「バツ」ですよね。

そんな感じで算数の授業に挑んだんですが、隣に座った先生からは、勿論一枚を三等分している方の絵を見て「これ、発表したら?」って言われたけど、元来説明するのが苦手なので、嫌だといいました。

そんな中、クラス一の秀才君が、センチなどお構いなしに、分数の的を心得た回答を次々と答えていきます。
3等分、6等分、12等分、18等分・・・・回答は限りなく出てくる。
この時クラス中の皆が「おおー!」って唸ったんだけど、私は納得できない。
何故か?6等分、12等分、18等分も結局は3等分と面積が一緒なんだから、そんなに細かくしなくていいんじゃないかって疑問に思ったわけ。
これって今思えば、素晴らしく算数の授業を盛り上げる発言じゃない?
でもやめた。
なぜか?
クラス一の秀才君は、クラス一の泣き虫だから。
おそらくそのような質問したら、泣くこと間違えなしで、私がクラス中から非難されるから。
横にいる先生に聞こうかと思ったんだど、それしたらおそらくは「手を挙げて発言してみたらいい」っていわれそうだったから。
まあ、私がみんなにうまく自分の考えていることを説明できる自信がなかったのが大きいんだろうけど、算数って、そういった疑問が理解できると、視界がパッと開けたようで楽しいんだけど、突然小学生の時のことがフラッシュバックしてきたものだから、書いてみました。


4月 13 2009.  Filed in 算数の授業 by タップン

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