算数とゆとり教育

ゆとり教育を見直すことによって、算数においては円周率が

・π=3 から π=3.14 へと復活する
・台形の面積の求め方が復活する

などがありますよね。
現在30代以上の方にとってみれば「ゆとり教育で算数はそんなレベルにまでなっていたのか!?」
と驚かれる方も多いようです。
台形の面積の求め方を指導しなかったり、πの数字を簡略することによってどのあたりがゆとりになったのだろうと言うのがそもそも私としては疑問なところです。

台形の面積の求め方だって、平行四辺形の面積の求め方まで習うのであれば、その応用として台形の面積の求め方を教えればいいのだから、別にそれほど授業に弊害ないと思うのだけど・・・。
こういった応用にかける1時間を削除していった結果がこれなのでしょうか。

ゆとり教育って何なのだろうって思います。
ゆとり教育で教えてもらえないところがあっても、中学入試ではそんなの関係なく出題されてくるだろうから、中学受験を見据えている生徒たちはそれを教えてもらうために、進学塾へ通う。
公立へ進学しようと考えている生徒たちはゆとり教育でラッキーとそのゆとり教育内での学力になる。

そうなってくると、小学校で生徒たちの学力の差は広がるばかりだったでしょうね。
だから私はゆとり養育の見直しに大賛成です。

小学生の授業内容は、授業についていけないからと言って、徹夜で勉強しなくてはいけないほどではないと思います。
大切なのはきっかけですよね。
納得するまではなかなか理解できないけど、ある時ふと今まで解けなかった問題を理解できるきっかけが降ってくる。
このきっかけをくれることが塾の方が多いのでしょうね。
でも、学校の授業だけでも本来であれば、十分にきっかけがあると思うんですけどね。


4月 12 2010.  Filed in 算数の授業 by タップン Comments Off

学校で習うこと・塾で習うこと

中学受験の算数の問題は、学校で習うものよりもはるかに高度なものを求められるものです。
だからと言って、学校での授業をおざなりにしていてはいけません。

進学塾などでは、勉強はより頭の出来る子を中心に進められていくものです。
なぜなら、進学塾は難関校へ合格する生徒を一人でも多く輩出したいから。
その為なら、塾サイドとしてはやはり勉強の進んでいる生徒を中心に指導していく方がいいからです。

中小の塾であれば、個々に合った指導をしてくれるのでしょうが、大手ではやはり出来る子中心です。

授業についていきたいのであれば、頑張るしかない。
そうでなければ、レベルを下げた講義を聞くしかありません。
どちらをとりますか?

レベルの高いところで講義を受けたいというのが本音ではないでしょうか。

算数は基本がしっかりわかっていなければ、応用は解けません。
応用ばかりに気を取られていると、思わぬところで足元をすくわれてしまうのが算数。

応用を塾で指導してもらうのだから、学校の授業では、算数の基本となる部分をしっかり教えてもらいましょう。
その為に、学校と塾とをうまく使い分けることが大切。

学校の授業では、受験に間に合わないと、学校よりも塾を重視する方もいらっしゃるけど、学校をおざなりにしない方がいいというのが私の考えです。

学校は小学生が習うべき基礎を学ぶところ。
その上に塾での応用を築き上げていく。

住宅を想像してみてください。
基礎がしっかりしていないところにどんな素晴らしい豪邸を建てても、ちょっとした台風でぐらつくと思いませんか?
子供の算数の勉強も同じことが言えるのですよ。


3月 04 2010.  Filed in 算数の授業 by タップン Comments Off

算数と公立校

算数の問題を考えていくとき、小学1年生の指導法では、加法・減法どちらで教えていけばいいかということで母親の議論が飛び交うことがあります。

ただ、加法だけ、減法だけで指導していくには、無理があります。
そう、加法だけ、減法だけで指導していくということは、マイナスを知っていることが前提になってきます。

ですから、加法だけ、減法だけということで指導していってほしいと意見を述べるのは、イコール「うちの子はもうすでに負の数字の意味を知っているのですよ」と自慢していることにもつながります。
自分の子供が頭がいいと自慢したいのはわかります。
しかしながら、公立の小学校において、それを望むことはできません。
公立の学校は、文部科学省の指導にのっとった授業を進めているから。

また、平等に始動する必要があるので、自分のお子さんの進度に合わせた算数の指導をしてくれというのは多少わがままだと思います。

そういったことをしてほしいのであれば、塾や、お受験で私立の小学校へ進学しているべきです。

今回は算数についてを中心に意見を言いましたが、公立の学校に言っているからには、公立の学校の範囲内で教えてもらえること、それ以上に望む場合は、学校の外でお願いするべきではないかなと思ったので私の考えを言ってみました。

別に、算数の教え方に親なりの考えを持っていていいと思います。
しかし集団生活を学ぶ場でもある学校で、足並みを乱すような行為を親が率先して行うことはどうかなと思うのです。
学校で学ぶ算数も、それを応用して学ぶ算数もまた楽しい。
その場その場で楽しく算数を学んでいってほしいですね。


2月 04 2010.  Filed in 算数の授業 by タップン Comments Off

=分数=

小学生の時、算数の時間に先生の勉強会の様なものが行われました。
正式な呼び名をどういうのか忘れてしまったのですが、私のクラスの先生が、分数を教える授業を、他のクラス、学年すべての先生たちが参観しにくるのです。

算数自体は好きですから、別に嫌じゃないけど、私の席はちょうどその時端っこ。
机の横に他のクラスの先生が椅子を持ってきて、覗きに来るから、嫌だった記憶があるわ。

宿題として、2枚のチョコレートを3人で分けるにはどうしたらいいのかっていう問題の解答を、何通りでもいいから、画用紙に絵で描いてきなさいっていわれて、私は必死に一枚のチョコを3等分した記憶があるわ。
先生の望んでいるような回答ではなく、適当に描いたチョコレートをミリ単位できっちり3等分するのに、30分くらいかかったかな。

あと、2枚のチョコレートをきっちり3等分するの。
チョコレートを横に2枚くっつけて、それをたとえば2枚で横幅30センチなら、一人10センチのところで線を引いていくのです。
まあ、この答え方は、分数からすると「バツ」ですよね。

そんな感じで算数の授業に挑んだんですが、隣に座った先生からは、勿論一枚を三等分している方の絵を見て「これ、発表したら?」って言われたけど、元来説明するのが苦手なので、嫌だといいました。

そんな中、クラス一の秀才君が、センチなどお構いなしに、分数の的を心得た回答を次々と答えていきます。
3等分、6等分、12等分、18等分・・・・回答は限りなく出てくる。
この時クラス中の皆が「おおー!」って唸ったんだけど、私は納得できない。
何故か?6等分、12等分、18等分も結局は3等分と面積が一緒なんだから、そんなに細かくしなくていいんじゃないかって疑問に思ったわけ。
これって今思えば、素晴らしく算数の授業を盛り上げる発言じゃない?
でもやめた。
なぜか?
クラス一の秀才君は、クラス一の泣き虫だから。
おそらくそのような質問したら、泣くこと間違えなしで、私がクラス中から非難されるから。
横にいる先生に聞こうかと思ったんだど、それしたらおそらくは「手を挙げて発言してみたらいい」っていわれそうだったから。
まあ、私がみんなにうまく自分の考えていることを説明できる自信がなかったのが大きいんだろうけど、算数って、そういった疑問が理解できると、視界がパッと開けたようで楽しいんだけど、突然小学生の時のことがフラッシュバックしてきたものだから、書いてみました。


4月 13 2009.  Filed in 算数の授業 by タップン Comments Off